2026年3月8日。未曾有の被害をもたらしたあの日から15年。昼は幼いお子様からご参加可能な「防災お話し会」夜は祈りの公演を四谷三丁目のフォトフィレールにて開催しました。
※各出演者については「公演内容」をご覧下さい。

「紫苑 〜3.11 想いを寄せて vol.13 〜」レポート

< 2016年3月8日 四谷三丁目「PhotoFiler」にて開催 >
レポート:渡邊純子(紫苑代表)

昼の部「防災お話し会(絵本の読み聞かせと家族写真撮影会)」

  • お話し会進行:渡邊純子

<防災・減災についてのお話し>

小さいお子様にも楽しみながら学んでもらえるように、スライドやクイズを使いながら防災について一緒に学びました。

クイズでは元気いっぱいに答えてくれるお子様方がとても可愛かったです。

親御様方の真剣に聞いてくださっている姿もとても印象的でした。

 

<読み聞かせ>

東日本大震災を忘れない 
いのちの絵本『ハナミズキのみち』

文:淺沼ミキ子  
絵:黒井 健
金の星社 刊
読み手:石川紗世

東日本大震災で家族との思い出がつまった海に命を奪われた少年。
悲しみに暮れる母に少年の祈りの声が届く。みんなが二度と悲しまないように避難路にハナミズキを植えてと。復興を願い、命のつながりを祈る絵本を岩手県出身の役者「石川紗世さんに読んでいただきました。

皆さん、とても真剣に聴いてくださり、親御さんの中には涙している方もいらっしゃいました。

  

<ご家族写真撮影会>

防災グッズリストにも入っている「家族写真」
この1枚をフォトフィレールのオーナーカメラマンでもある紫苑代表の渡邊が撮影いたしました。


撮影をお待ちの間、写真展を親子で話し合いながら見てくださっていたのもとても印象的でした。

 

 
撮らせていただいたお写真です
(掲載許可いただいております)
 プレゼントの防災グッズリストと非常食を持って

夜の部「朗読と歌とエアリアルティシューで紡ぐ祈りの一夜」

<Amazing Grace>


歌い手:松井結起子  
踊り手:渡邊純子

松井さんの祈りの歌、「Amazing Grace」にあわせて渡邊が祈りと共に踊らせていただきました。

 

 
 

<朗読「ハナミズキの願い」
(絵本『ハナミズキのみち』原作)>


文:淺沼ミキ子  
読み手:石川紗世・古谷洋

復興を願い、命のつながりを祈る絵本「ハナミズキのみち」の著者、淺沼ミキ子さん(岩手県陸前高田市在住)の息子さんへの想いを石川さんと古谷さんに読んでいただきました。

二人の優しさとあたたかさを感じる声に、震災のシーンの鬼気迫る声に、そしてお互いを思い合う場面や心情を吐露する場面に参加された皆様が心を打たれ、淺沼さんの想いを受け取ってくださっていると強く感じました。

 

 
 

< 陸前高田からのメッセージ>


お手紙:淺沼ミキ子  
読み手:石川紗世

「ハナミズキのみち」の著者、淺沼ミキ子さんからいただいたメッセージを石川さんの朗読の形で皆様にお伝えいたしました。

皆様からいただいたご感想からも、皆様に淺沼さんの想いが届いていることを強く感じることができました(感想はレポートの後に掲載しております)

 

< 黙祷>


紫苑代表の渡邊からの挨拶、そしてご参加の皆様と一緒に祈りを込めて1分間の黙祷を捧げました。

< 歌・エアエリアルコラボ「to U」>


歌い手:松井結起子  
踊り手:渡邊純子

松井さんが歌う「to U」で渡邊がエアリアルティシューで空中を舞いました。
二人で心を合わせ、皆様に、そして天にも届くようにと祈りを込めてお届けいたしました。

17時の回では黙祷時にステージ側に上がった可愛い女の子がそのままステージ後方の台にちょこんと座って見てくれていました。
お気に入りのエルサのドレス姿で。まるで天使のようでした。
写真掲載の許可いただいております。
(渡邊がお宮参りからずっと撮らせてもらっている大切なお子様のお一人です)

   

小さい会場での開催になりましたが、全回ほぼ満席のたくさんの方にご参加いただけました。

ご来場くださった皆様、大切な本を読ませてくださった淺沼様、スタッフの皆様、出演者の皆様、そして協賛くださった杜企画株式会社様、ありがとうございました。

これからも伝えていけるよう、続けていきたいと思っております。

感謝を込めて。

復興応援プロジェクト「紫苑」 代表 渡邊純子


ご参加の皆様に配った防災ミニポーチです

 スタッフ・出演者集合写真です 

<ご報告>
今回の公演は無料公演で開催し、当日募金箱をご用意させていただきました。
当日ご来場いただけなかった方からも寄付金をお振り込みいただき、合わせて58,111円となりました。
ご来場いただいた人数と構成(ご家族様参加も多数)を考えると大変大きな寄付が集まり感謝しかございません。
本当にありがとうございました。
こちらの合計金額に渡邊の個人的な寄付を加え、70,000円を陸前高田『ハナミズキのみち』の会様に寄付いたしました。

「陸前高田『ハナミズキのみち』の会」様 
(当日、絵本「ハナミズキのみち」、そして原作「ハナミズキの願い」を読ませていただきました)
陸前高田市の海側から山側に延びるシンボルロードに、避難路の目印としてハナミズキを植樹することを目的として立ち上がった会です。植樹と共に震災の記憶や教訓を風化させないように伝承活動をされている団体です。
ぜひ、Webサイトをご覧くださいませ。

< アンケート結果 >
2026年3月8日の「紫苑」の夜の会ではご来場者様対象にアンケートをいたしました。
その中よりイベントへのご感想をお伝えいたします。

アンケート回答率:81%

「イベントはいかがでしたか?」
  大変良かった:94%  良かった:6%
 (普通、悪い、大変悪かったは0%でした)

「良いと思ったのはなぜですか?」
・当たり前にある生活というのは一瞬で失われるもの。その当たり前がどれだけありがたいことなのか、それを守るためにできることをあらためて感じられました。
・朗読が以前聞かせていただいた時以上に心にしみました。15年経っても全然癒えないけれど、地球もその土地も悪くなく、どうやって後に伝えていけるか、この活動を続けてられている皆様に感謝しています。考えさせられる機会をたくさん与えていただきました。
・「ずっと忘れずに考える」とてもいい機会でした。
・朗読が泣きそうになりました。最後の歌と踊りの祈りのコラボも素敵でした。
・毎年震災のことを思い出し(辛いですが)祈りの機会をいただけることが大変ありがたく、大切な時間になっています。朗読が本当に素晴らしくて歌もエアリアルも素敵でした。
・朗読の形で聴くと自分で読むのとは違う深さがありました。歌もダンスも心がずっと締め付けられていました。素敵でした。毎日を大切に生きないといけないことをあらためて思い出されました。
・自分の家族や身の回りの方々との出来事とも重ねながら朗読を聞けました。
・ダンスと歌がとてもマッチしていて、心酔いしれました。朗読もとても心にしみるものとなりました。
・想いをあらためて感じることができました。
・視覚、聴覚で入るのでわかりやすかったです。
・心に響きました。そして前向きになれました。
・がんばって生きようと思えました。
・被災にあった生の声を聞け、そして防災を再考する機会になった。
・みんなの想いが一心一体となっていました。
・久しぶりに3.11を思い出す機会になりました。

「そのほか、ご意見やご感想などあればお願いいたします」
・東日本大震災からもう15年ですが、当時の津波の映像をまだはっきりと覚えています。地震に限らず、コロナなど本当にいつ発生しても不思議ではないですね。日々大切にしたいと思いました。
・自分にとって節目の年に周りの方への感謝、いのちある今のありがたさに触れ、心を新たにするきっかけをいただきました。
・生かされていることに感謝、心に響きました。
・すごく心に残る公演でした。
・色々と考えさせられる時間となりました。
・防災を意識できる良い機会になりました。
・とても素晴らしい会なので「朗読」をぜひ学校でたくさんの人に聞いてもらいたいです。お忙しい中、毎年開催していただき本当にすごいです。
・続けてくださりありがとうございます。同じ想いの人と祈れる場所です。
・歌、朗読、ダンス、エアリアル全て心に響く素晴らしいハーモニーで涙が溢れました。とても良い時間をありがとうございました。
・お話しを聞けてよかったです。
・歌も踊りも素敵でした。
・とても良い経験となりました。また来たいです。
・来てよかったです。ありがとうございました。

「お話し会でいただいたご感想」
・去年も参加させていただき、帰ってから家族で地震が起きた時にどうするか、避難グッズを見直し、非常食も買い足しました。今年、またお話しを伺うと一年たって危機感が薄れていることに驚くとともに恐怖を覚えました。あらためて思い出させてくださる機会にとても感謝しています。自分の身は自分で守れるように、あらためて家族で話し合いたいと思います。

・阪神淡路大震災で被害を受けました。神戸が立ち直る様子を覚えています。東北にもよくボランティア参加をし、立ち直っていく姿を見させていただき、自分の活力にも繋がっています。これからも被災された方へ思いを馳せながらがんばっていきたいと思いました。

・今日はすぐに覚えて実行できる避難方法を教えていただき、ありがとうございました。防災が大切とは思いながら、どこかふわっとした備えしかしていない今ですが、あらためて具体的に災害を想定して今できることをやりたい、やらなければと思うことができました。こどもにもわかりやすく伝えていただき、家族で話し合いたいと思います。

・想像を絶する辛い出来事です。自分にもいつかそんな時が来ると思うと、どうしたら良いのかわからなくなります。被害にあわれた方々が伝えてくれた沢山のことを心にしっかりと留めて、少しでも自分や家族、周りの人々が無事でいられるように、何ができるのかを考えていきたいと思いました。

アンケートにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。